ラニーニャ情報 10/01/2016

2017/01/01

最近、気象庁は、現在ラニーニャ現象が発生しているとみられ今後冬にかけて70%の確率でラニーニャ現象が続くという発表をしました。

それに対し日本の気象庁にあたるアメリカのNOAAは、現在ラニーニャもエルニーニョも発生しておらず、今後冬にかけては55-60%の確率でニュートラルの状態のままであると発表しています。ラニーニャ現象特有の強い貿易風が十分とは言えないとのこと。ラニーニャになったとしても弱いものになるとしています。

オーストラリア(BOM)は、NOAAの見解を認めながらも今は"La Nina Watch"の段階で50%の確率でラニーニャになるとしています。

グラフは各機関のエルニーニョ南方振動(ENSO)の予測モデルを表したものです。しきい値である-0.5℃以下に安定するとニュートラルから典型的なラニーニャ現象になるのですが、各機関の予測が見事に分かれています。

(NOAAの資料 ENSO: Recent Evolution, Current Status and Predictions より)

 

このように長期予測というものは非常に難しいことがわかります。

Weather for Tokyo

1日は曇りで時々雨、2日は曇りで朝から夕方にかけて所により雨でしょう。

Oct.1: Cloudy, with occasional rain.
Oct.2: Cloudy, with scattered showers from morning to evening.

Oct. 1 Sat   ☁|☂  20℃/ -
Oct. 2 Sun     ☁      26℃/18℃
Oct. 3 Mon ☁|☂  28℃/22℃
(JMA, Oct.1 5am JST)

スポンサーリンク

-ENSO, ラニーニャ, 気象