なぜ月や地球にtheをつけるのか?天体の冠詞
2016/11/01
天体の冠詞について
水星、火星などの惑星は固有名詞扱いで、冠詞を付けないのが一般的です。
Mercury, Venus, Mars, Jupiter, Saturn, Uranus, Neptune
水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星
それに対し、身近でごくありふれた存在である月、太陽、地球は普通名詞扱いになります。また、特定して唯一性を示すために定冠詞"the"が付きます。
The earth revolves around the sun.
地球は太陽の周りを公転する。
The moon is a satellite of the earth.
月は地球の衛星である。
例外事項
地球を惑星の一つとして扱い他の惑星と区別するときには、地球も固有名詞化して頭文字が大文字になり冠詞が付かなくなります。
The eight planets in the solar system are Mercury, Venus, Earth, Mars, Jupiter, Saturn, Uranus, and Neptune.
太陽系の8惑星は、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星である。
また、月は形容詞がついて一様相を示す場合や、衛星の意味になる場合は不定冠詞"a"が付きます。
A full moon appeared in the night sky.
夜空に満月が現れた。
Charon is a moon of Pluto.
カロンは冥王星の衛星である。